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6.スクリプトの説明〜”スタートボタン”、”初期化ボタン”

これでスクリプトの説明は最後です。やっぱりまず図から。

スタートボタン



わかりやすく書くと、

『遊び場』オブジェクトの中に入っているオブジェクトが1つの時
  遊び場のカーソル位置のオブジェクトの”枝を増やす”スクリプトをスタート
             〃          の”枝の角度”の値 = 『角度』オブジェクトの値
             〃          の”何段階やるか”の値 = 『何段階』オブジェクトの値

1つでない時
  スタートボタンが音を鳴らす (音の種類 : ゲコゲコ)
  『警告』オブジェクトを表示する
※ ”枝の角度”、”何段階やるか”は変数です。
また、『角度』オブジェクトの値と『何段階』オブジェクトの値は自分で指定できます。

要するに、遊び場の中のものが1つなら、(初期化されていたら)
角度や何段階やるかを調べて”枝を増やす”スクリプトをスタートさせます。
しかし、1つでなければ、(初期化されていなければ)
『警告』オブジェクト(下の図が『警告』オブジェクトです)を出して警告します。
音を鳴らすのは警告音の「つもり」です。

『警告』オブジェクト(デザインにこだわった?)



初期化ボタン



これもわかりやすく書くと、

遊び場の最初のオブジェクトを1つだけ『避難場所』オブジェクトに含める
遊び場のオブジェクトをすべて削除する
遊び場のカーソル位置を1に直す
避難場所のカーソル位置を1に直す
『避難場所』オブジェクトの最初のオブジェクトを1つだけ遊び場に含める
遊び場のカーソル位置のオブジェクトの長さ = 240
           〃          の向き = 90
           〃          のx座標 = 205
           〃          のy座標 = 0
遊び場の幅 = 400
遊び場の長さ = 570

これはどういうことかというと、まず幹を1つだけ『避難場所』オブジェクトに移動し、
そうしたら遊び場のオブジェクトをすべて削除してしまい、移動しておいた幹を元に戻します。
そして1つだけ残った幹を初期の幹の設定にします。

つまり、『避難場所』オブジェクトはそのまんま名前の通りで、いったん幹が避難して元に戻っているわけです。
始めは別のスクリプトだったのですが、初期化が遅かったので、スクリプトを根本的に変えてみました。

まず、”遊び場のオブジェクトをすべて削除する”という意味のタイルがあり、それが結構早かったので、
何回か試してもう1つ遊び場を出して(『避難場所』も元は遊び場です)こんなスクリプトになりました。
いろんな意味で逃げの1手のスクリプトです。

次のページではまとめをします。


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