ここでは、昔の人のやり方でピラミッドの高さや角度などの測り方を紹介します。
1.ピラミッドの高さ
ピラミッドの高さを測るのに、昔の人は影を利用しました。
まず、1本棒を用意します。(ここでは、1mとします。)それを地面に立てます。
そして、その影の長さを測ります。影の長さとして1.2mが出たとします。
そして、日が傾かないうちに、ピラミッドの影の長さを測ります。影の長さとして164.4mが出ました。
ここまでのことを図に書くと、下のようになります。(ピラミッドが小さいですが…)
さて、今のことを比例式にすると、下のようになります。Aはピラミッドの高さです。
1/1.3 = A/164.4
そして、今の式から、
164.4/1.3 = A/1
となります。よって、
164.4 ÷ 1.3 = 137
ピラミッドの高さは137mです。
2-1.ピラミッドの基底部-角度